TOEFLはETSの実施する英語能力検定試験です。
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングでそれぞれ30点、合計120点満点の試験です。
アメリカ留学を目指す学生に対して、学校が受け入れ基準として指定していることの多い試験ですが、医学部編入でもいくつかの大学で使われています。
自分もなかなかスコアが伸びずに苦労したので、今の立ち位置を確認するためにも個人的スコア感覚をご説明します。
TOEFL61の壁
越えてて当然、ここらへんのスコアだと弘前大学しか目指せないのではないでしょうか。
弘前大学はTOEFLが低めでも、他の科目が多く面接の配点も高いので、他を頑張れば合格できる可能性があります。それ以外は難しいのではないですかね。
TOEIC 600-700点の人はこのくらいです。
TOEFL80の壁
弘前大学以外でもギリギリ合格できるライン。対象は金沢、岡山の2つ。
追加なら合格がもしかしたらくるかもという英語力です。TOEIC 900くらいの人が対策不十分で受験するとこのくらいのスコアになるようです。
留学経験も昔にあってもっと高いスコアを期待していたけれどこのくらいしか取れなくて残念、というそこのあなた、まだチャンスはあるのでそのスコアでも大丈夫です。
生命科学を頑張りましょう!
TOEFL90の壁
どこでもなんとか合格できるらいん。もしかしたら医科歯科にもこのくらいの人がいるのかもしれない。
基本は岡山と金沢を目指すことになるスコアだが、生命科学だけ伸ばせば勝負できるレベルの英語力なので志望校や勉強することが絞り込めて良いかもしれません。
TOEFL100の壁
医科歯科、岡山、金沢の安定合格圏。留学していたら到達できるレベル。もしくは東大・京大なら取れるかもしれないレベル。
みんな目標にするけど、普通の教育を受けていてここまでできるようになるのは難しい。うらやましい。
TOEFL115の壁
通称ネイティブの壁。海外大学出身者だとしても、まず取れない、ネイティブじゃないと取れない。
TOEIC満点の人でも115は取れない。本当の壁。ここまで取れたら何も言うことはありません。
以上がTOEFLスコアのレベル感です。一致していましたでしょうか?
TOEFLの勉強は1にも2にも単語です。3800を何回もやりましょう。最近は電子でもできて便利ですが、紙が嫌じゃなければ紙の本で勉強するのも良いと思います。
英語得意でない人は、TOEFLをやるよりはTOEICの勉強をした方がスコアが上げやすいと思います。
TOEIC 800は現実的な目標かつTOEICはちょっとずつスコアが伸びてやりがいがあるので、その方が安定して頑張れると思います。