医学部編入
KALSで見た合格者像

昨日久しぶりにKALSに行ってきました。卒業しても縁があるのは有り難いことで、受験生や合格者の方とお話することができました。

自分が働きながら編入試験を受けていたときのことを思い出しますね。あのときはしんどかった。

さて、受験から何年も経過してしまいましたが今回感じた合格者象は3つありそれについて話します。

1.海外大卒ストレート

海外大理系学部を卒業し、働かずにそのままKALSに通学しながら受験しているパターン。正規合格が多い。

大学自体は聞いたことなかったりするがTOEFLは当然100を越えている。若く、研究熱心で志望動機もしっかりしている。日本語は苦手なはずだがあまり感じさせない。

聞いたことない大学が多いですが(それは合格者もそれ以外も同じですが)、合格している人は英語だけできるわけではなく日本語もできているのが特徴です。

それは志望動機を見ただけである程度分かります。生命科学もまじめに勉強していて受かるべくして受かった感じ。みんながイメージする帰国子女の合格者です。

割合的にはあまり多くないがこの層と勝負するのは無理。。

2.難関大卒社会人理系

難関大を出ていれば一般受験でもどこかには受かるはずですが、働きながらだと厳しいと判断して編入試験を受けている。英語ができない場合もある。

英語ができなくても理系なら多科目校を受けると意外と受かる。受かる人は経歴がしっかりしている傾向がある。経歴がしっかりしている人が学力が高いのか、学力が高い人が経歴がしっかりしているのかは判断がつかない。

頭の良さは感じるが話すのが苦手な人も一部おり、筆記は通るが面接で躓く。年齢なりの経歴がない人も経歴で躓く。しかし筆記で高得点を取れば入れることは入れる。

3.KALSの養分

KALS信者。KALSの養分なのでは?と思うほどにフルセットで受講し、熱心に授業を取り先生やチューターに質問を絶え間なく繰り出している。

テキストを律儀に全部分かるまでやっている。言われたことをひたすら実行しているので受験知識のある人が周りにいれば誘導されて意外と受かったりする。いわゆるKALS校に多い。

KALSの授業を聞いてKALSの友達と勉強してKALSのメンターの言うことをバカみたいに信じてやっていたら3年とかかけて受かる。高齢だったり基礎学力が低かったりして一見無理そうだが、受かってしまうこともある。

要領の悪いタイプも多いがあきらめずに続けて最後は受かる人もいる。(消える人も多い)。こういう人は一人で勉強していても絶対受からないのでとことん信者になって毎日5回お祈りと要綱集暗唱していれば合格の可能性が残る。

こんな感じでした。正直編入試験なんて運なので徳を積んだもの勝ちの世界なのですが、信じるものは報われるのですね。

もちろん生存者バイアスがかかっているので人知れず消えていく人の方が多いはずです。そういう人は消えるまで追い込まれる前に自分がどのパターンなら合格できそうなのかよーく分析をすれば道が見えてきます。

調べても分からなかったら合格者にもし自分だったらどうするか聞いてみたらよいのではないでしょうか。それでは!

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