医学部編入
最安で国立大学の医学部に学士編入するまでにかかる費用

お金はないけれども医師を目指したいという方は多いと思います。
私もそのうちの1人で、貯金も100万円以下というような状態でしたが、
なんとか入学することができました。受験から卒業までにかかると思われる費用をまとめます。

費用について問い合わせを受けることが多いので、
最安で編入し、卒業するまでにかかる費用についてまとめます。

結論

一般的な地方国立の理系学生を想定して想定される費用を考えると、77万円が1年でかかる費用と考えられます。
受験費用に関しては、1年で合格しない場合には毎年かかってきます。(個人的にはここはケチらないほうが良いと思っています。)

学習費用:20万円(KALSの一番安い単科受講+ネットで生命科学テキスト購入+英物化は市販の参考書)
受験費用:57万円(10校に出願し、バスで10校の筆記試験を受け、バスで3校の面接試験を受ける)
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総費用:77万円

以下に前提となる費用について記載します。

1.学習費用

1)過去問代

過去問が公開されている大学も一部ありますが、大多数の大学では過去問が手に入りません。
ネットで調べていても限界があるので、おとなしく医学部編入予備校のKALSに入るのが良いと思います。
力学等の安い科目であれば5万円程度で受講できます。
勉強を始める前に何を勉強しないといけないのか明確にする必要があります。思い込みで受験校を絞り込むと
受験期間が伸びてしまいかねません。1年でも伸びると受験費用が大幅に嵩んでしまうので、ここはひとつ
5万円はらって情報を買うのが良いと思います。

2)生命科学

独習は極めて難しいです。高校レベルであれば生物の参考書で評判の良いものを買い集めれば数千円ですが、
テキストの選定やこれで合っているのか不安になったり抜けが発生するのを防ぐために、KALSの教材が一番良いと思います。
大学レベルだとまとまった市販のテキストはありません。エッセンシャルをやれという人もいますが
私は自分でやってみて効率が悪いと思いました。合格のためには出題される問題を解ける必要があります。
KALSの教材は過去問から作られているので勉強しながら過去問が解けるようになりますが、市販のものでは勉強した後で
過去問を解くための勉強もさらに必要になってしまい、時間を無駄にしてしまいます。
基礎・完成・実践まで全部取るとそれだけで60万円かかりますが、ネットで誰かが不要になったものを買えば
全部合わせても15万円程度で揃うと思われます。なお、授業なしでテキストだけだと若干分かりにくい(それだけKALSの先生の
授業は分かりやすい)ので、お金に余裕のある方は是非普通に受講されることをお勧めします。
最近ではオンラインで受講することもできるようです。不安であれば、生命科学の基礎コースだけでも受講してみると良いと思います。
その場合20万円程度です。

3)英語

これも独習は難しいです。今いるレベルによりますが、基本的には今英語が苦手な人は大幅には伸びません。
KALSの教材が市販の参考書より特に優れているわけではなく、KALSを使うのであれば市販の参考書で十分かと思われます。
TOEIC 800点が合格の目安と言われていますが、TOEICで問われる聞いて理解する、文法を理解する、短い文章を早く読む、という力と
比較して学士編入で出てくる英語は受験の英文読解問題なので、TOEICが700点代でも合格ラインの学力を持つ人はいます。
TOEICを使えるのは富山、新潟、旭川、北海道の4項程度であり、苦手であればTOEICにこだわる必要はないと思います。
と、いうことで一般できな大学受験の英語を勉強するのが一番の近道です。それでうまく独習できればかかる費用は1万円以内です。
大学受験の予備校に通う場合には数十万円単位でかかってくるようですがあまり詳しくないためここでは省きます。

4)化学と物理と統計

高校で物理をやっていない人は物理は独習が難しいと言われていますが、良い参考書があるのでなんとかなるとは思います。
化学・物理ともにセンターレベルであれば理系であれば独習で対応可能です。統計も同じく範囲が限られています。
独習する場合は参考書代金は全部合わせても1万円もかかりません。
もし理系科目が本当に苦手な文系の方の場合は、範囲を絞って対策する必要があり、そういった人の場合はKALSに入るのが安全だと思います。

5)書類・面接対策

何からやったら良いかわからないため一人では対策が難しいです。就職活動をやっている人は似た感じで進められると思いますが、
そうでない場合は有料サービスを利用するのが早いです。KALSでもありますし、ネットで有料相談のサービスもあります。
1万円以内で対応できます。

2.受験費用

1)出願費用

成績証明を取り寄せたり、願書を取り寄せたり、出願にかかる速達代などです。
速達代は千円近くかかり意外と高いです。10校受験する場合は1万円は見ておいたほうが良いです。

2)受験料

1つ3万円で定額です。受験料が高いからといって受験校を絞るのはオススメしません。日本どこでも良いから受かれば行きたいという気概で
受ければ、どこか自分にあった大学から合格がもらえます。自分にあった大学を1度受ければ受かるのに、自分に合わない大学を何年も受け続けては
もったいないです。これは一般受験とは違う感覚で、センターとれたからという話ではなくて大学によっては絶対英語ができないと入れない、ということが
あり得てしまうので、過去問を見て受験情報を入手してから合格の可能性があるところにはすべて出願していくというアプローチが正しいと思います。

3)受験にかかる交通費

1校につき宿泊代込みで飛行機や新幹線のパックで3万円程度はかかります。バスでも2万円はかかります。ここでは2万円とします。
筆記を通過するともう一度行くこととなり、3校の筆記を通過するという前提です。

以上のように費目ごとにおおよそかかりそうな費用についてまとめてみました。
自分の受験のときを振り返ってみても、大体ですが同じような金額がかかっています。
(立地上、受験費用は安くなり、逆に勉強費用はネットは使わず生命科学はKALSに普通に通ったのでもっとかかってしまいました。)

学科試験に抜群の自信があるという場合を除いては、合格するためには77万円は少なくともかかるものと思われます。

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