愛媛と山口に日程が被っていると聞きましたので自分だったらどちらを受けるべきか考えてみました。
確実性を目指すなら山口を受けましょう。
山口も愛媛もセンター試験レベルの物理と化学が必要、英語は難易度変わらず、生物は愛媛が難しいといった特徴があります。
筆記に自信があれば、山口を受けた方が良いと思います。
山口の筆記は易しいので全科目かなりの高得点が必要ですが、センター試験経験者にとっては、医学部編入試験の中で一番解きやすいかもしれません。
愛媛はハイリスクハイリターン
愛媛大学は空港からも近いし、食事はおいしいし特色もあるし、何より入学後が楽という話なので魅力的な大学です。
一方で筆記から面接まで30人、そこから5人の選抜が行われる中で、筆記の結果をリセットして面接だけで判断されるところにリスクがあります。
30人から5人だと6倍です。愛媛大学はあまりキャンセルが出ない大学なので、追加がきても2人程度、その枠の中に選考内容の不透明な面接で勝負をかけるとなれば、よっぽど面接に自信がないといけませんね。
四国の大学なので四国出身者が有利という話や、面接監との相性で美女は受かりやすい話もあり、どこまでほんとか分かりませんが選考は不透明です。面接官が良いと思った学生を採用するようです。
山口は海外との協定が多く、グローバルな人材を求めているようですが、愛媛はどういう人が欲しいのかつかみきれず、愛媛を選ぶ場合は学力が不安な場合に限るかと思います。
2年目以降で学力が上がっているなら山口を受けるべき
編入試験に挑戦して二年目以降の方はセンターレベルはクリアできる学力になっていると思われますので、山口で勝負するのが良いと思います。
また、一般での再受験にチャレンジしている方は、山口の筆記は突破しやすいと思います。
面接はまた別なので、筆記通過したら一生懸命対策しないといけないですけどね。
面接で落ちるのはどんな人?
筆記せっかく突破しても面接が通らない、なんでだろう?という相談を受けます。
私の見てきた中で面接で落ちている人は、30代以上で年齢が高い、文系であるので学力に不安がある、帰国子女並みに英語はできるが英語しかできない、といった人です。
若干不利な要素ですが面接でうまく説明できて、学力で問題ないことが証明できればいずれ受かるものと思われます。
結局は筆記がすごくできれば面接で多少失敗しても合格できる試験です。
不利な要素が少々あっても関係ないくらい、筆記でぶっちぎってやりましょう!
参考までにですが、綺麗ごとを面接で言うやつは信用できないから落とすと言っていた教授がいましたが、私は綺麗ごとだけを言って合格しています。
筆記もそんなに高いとは思えず、何が評価されているのかは分かりません。結局人を短期間で見極めるのは無理なのではないかと思います。
なので自分なりのベストを尽くしてたくさん受けていたらきっと結果につながるはずです。
一般試験と比べて編入試験は運に左右されることが多い試験です。だから、続けてさえいれば合格して行く人は多いです。
幸い何年でも続けられるので、結果がでるまであきらめないことこそ重要なのではないかと日々思っています。努力し続けたいですね。