受験日が決まったら、交通手段を手配します。
スケジュールは細かく決めておけば後は修正するだけなので、最初に何時の移動になるかしっかり計画を立てておくと直前で無駄な時間を使わずに済みます。
交通手段の種類ごとにスケジューリングのコツを書いていきます。
1.飛行機での移動
全国津々浦々を受験して回ることになる編入試験の受験生は、例えば10校受ける場合は1年で10回以上飛行機に乗ることになります。
いかに安く効率的に飛行機移動できるかが大事です。
飛行機で移動する距離になると、基本的には前日の夜に受験地に到着し、試験を受けてその日の夜に家に戻ってくることになります。
1泊2日の行程をスムーズにこなすには、早めに予約しておく必要があります。
基本的には、楽天トラベルなどでパックで飛行機を予約する方が、単体での予約より安いです。
例えば東京ー愛媛のフライトは割引でも5万円程度しますが、楽天トラベルの一泊二日のパックで1週間以上前に手配すれば、ホテル含んで3万円で往復できてしまいます。
このような差があるので、まずはパック旅行のプランを探すことになります。
飛行機で海外出張の多い方や陸マイラーの方は、マイルを利用した国内線特典航空券を利用していくことになります。
時期によっては混んでいますが、これも早く予約すれば、マイルの利用だけで1万マイルー1.5万マイルで受験地まで往復することができます。
マイルで飛ぶならマイルで予約、パックの方が明らかに安い場合(前述の愛媛など)は、パックで飛びます。
直前に出張が入って受験できない場合など、飛行機はキャンセル料をとられることが多いので、費用や所要時間的に、新幹線と選べる場合は新幹線で移動した方がリスクは少ないです。
2.新幹線での移動
新幹線の移動は自由席の場合は直前までスケジュールを変更できることが強みです。使用前なら払い戻し手数料も微々たる金額です。
金曜日の夜は混んでいて乗りにくい場合もありますが、直前にチケットを購入しても乗れないということはないため、新幹線による移動はスケジュールの安定感があります。
一方で、割引を受けようとするとネット経由での予約となり、その場合は指定の時刻に必ず乗らないといけないといった縛りが発生してきます。
基本はネット経由で最安プランで予約するのをオススメします。
例えば富山ー東京の片道料金は、普通車自由席だと12210円です。一方、モバイルSuicaのアプリをダウンロードして、スーパーモバトクという割引プランを利用すれば10780円となり、片道当たり1430円も料金が変わってきます。
3.当日のバス移動
当日のバス移動は小銭を用意しておくくらいで良いのですが、注意しないといけないのが、朝のバスは混雑するということです。
小学生の社会科見学や、受験生が押し寄せてバスがパンクすることにより、試験の開始時刻に遅れそうになることがあります。
ですので、必ず少し早めのバスで移動するか、最悪の場合タクシーで行ける距離ならタクシーで移動する覚悟が必要です。
大分や浜松は、駅から大学まで通りため、バスで行けないとなると悲惨です。
少し早め(2本くらい早め)のバスを利用することで安心して受験ができます。
以上、3つの場合に分けて交通手段の手配について書きました。
早めの予約、スケジュールに応じて変更、が鉄則です。
絶対受けるところは飛行機で手配、分からないところは新幹線で手配、キャンセル料金と相談しながら、前もって予約手配を進めておく必要があります。