医学部編入試験を受けようか受けまいか、迷ってるときは誰に相談したら良いでしょうか?自分の体験を元に書いてみます。
同僚→しないべき
仕事の同僚にはどれだけ仲の良い同僚だとしても、話さない方が良いです。転職活動のときと同じで、基本的には組織にいる人は好意的には受け止めてくれないと思われます。
仕事がやりにくくなったり、嫌がらせを受ける可能性があります。人づてに話は驚く速さで広まってしまうので、合格してからもタイミングは計って言った方が良いと思います。
ましてやこの試験は何年か挑戦したのちにあきらめていく人も割といます。失敗したときのことも考えて職場で波風を立てるのはやめておきましょう。
編入した人→人による
編入した人に相談するときは、誰に相談すべきか見極めましょう。本人の特殊能力で合格している場合には再現性がないですし、人によって言うことが違います。
何が真実か見極めながら自分の進め方を決めないといけないです。私の場合は英語力と海外向けの業務経験が背景にあって合格しているので、似た背景の人なら同じようにいけますが、違う人は参考にならないかもしれません。
一応、最大限誰にでも適用されるように書いているつもりですが、知らないうちにバイアスがかかった情報を発信している可能性があります。
学歴、年齢、性別、理系文系、職種、志望理由、得意科目などが近い合格者の話を複数人から聞くことが重要だと思います。
実際私も、同じ大学からの合格者に初めに話を聞きましたが、そこで聞いた話があまりに過酷すぎて一度は挑戦を見送りました。
具体的にはEssential細胞生物学を自力で解くと力がつくと言われてやってみたのですが、1章で挫折しました。
何年かして、もう一度やってみようと思って、KALSの説明会で何人か合格者を見る中でこれは行けるのではないかと思って、再度挑戦を決めました。
合格者によっては必要以上に難しそうに見せたり、逆に誰でもできそうにみせたりしますが、いろんな人と話してみて、やるかどうか決めたら良いと思います。
私は国立大学に進学できる基礎学力があれば、比較的誰でも、2年 or 2000時間勉強すれば合格水準には達するのであとはたくさん受験することだと考えていますが、これも個人の意見なので、信用できそうな人の話を聞くのが一番だと思います。
予備校の人→人による
予備校の人は勧誘する立場なので悪いことはあまり言いませんし、一括パックのようなものを進めて来るの(100万円かかる)で、全部信じるべきかは疑問です。
KALSの持っている情報は多いですが、全部の講座を取れば受かるわけでもないですので、個人的にはKALSは良かったですが、盲目的に信じない方が良いと思います。
家族→しないべき
情報を正しくもっていない人に相談するのはちょっと。。みんな自分の見ている世界からものを言ってくるので、やりたいという気持ちを応援しておらえたら嬉しいという程度でしょうか。
医療関係者→人による
これも編入試験に対する情報を持っているかどうかで判断したらよいですが詳しくない人が多いと思います。
編入生の中にはすごい人も多いので、編入生を見たことがある人にとっては難しいと考えられるかもしれないですし、高齢で医師を始めると体力的に苦労するんで、その姿を見ている人にとっても難しいと感じられると思います。
まとめ
結局のところは信用できそうな人を複数人探して相談してみて、それで決めるのが良いと思います。
理屈は通っていても何か納得できない感じがする場合には自分の直感に従った方が良いです。これだ!と思える答えに出会うときは理屈というより直感的です。